家庭内の禁忌 By Y平
「お父さん、最近ご無沙汰じゃない? セックスしよっ!」中高生ぐらいの子供がいる家庭の食卓。
そこでお母さんが急にこんなこと言い出す、なんてことはまずない。
それはまず、年頃の中高生は、たいていの場合親と下の話をするのを好まないし、
親の視点から見ても、下の話で家庭を盛り上げるのはいささか気がひけるからであろう。
さらに例を挙げてみる。
ゴールデンタイムで放送されるテレビ番組を家族皆で見ているとする。
岡村隆司という空気を読まないタレントが、唐突に
「カーンチ、セックスしよ!!」とか、あすなろ白書をもじって、全然面白くないギャグを言いやがったとする。
するとどうだろう? 十中八九、家庭内は笑うに笑えない気まずい空気が流れる。
いや、少なくとも僕んチではみんなダンマリしてしまった。
さっきまで皆、大笑いしてたのに、あの瞬間だけ不自然に静まったのを
生々しく覚えている。なので今僕は岡村はあまり好きじゃない。
まあこのように健全な家庭内では、往々にして下ネタはNGであることが多い。
つーか息子の僕からしたらそこはNGにしてほしい。いくら気まずい思いをしようとも、
僕みたいな素人童貞からしたら、家族、特に親と下ネタを共有するなんて惨め過ぎてイヤ。
そう、イヤなのだ。
しかしだ。
「おかーさーん。イラマチオってどうやんの~??」などと、惜し気もなく自分のマザー等に聞けちゃう、
趣味はセックスとか疋田紗也のようなことを言ってそうな明美(17歳 性感帯は乳首)の家庭ならば、
下ネタは別段NGではない。そういう家庭では、たとえクソ村が
「カーンチ、セックスしよっ!!」とか禿げたこと抜かしても、
「あははー、ゴールデンでセックスとか言ってんじゃね~よ~(笑)」
とか言いながら、家族一同和やかに笑いあうことができる。
この違いは、なんだろう??
答えは単純明快で、それはその家庭の娘が明美だからだ。彼氏どころか彼氏の友達、はては弟の友達まで、何本もの肉棒を喰いまくっている
クラミジアの伝道師、明美の前では今更下ネタを抑制する空気は働かない。
抑制する必要もまったくない。そういうことを両親も弟も十分承知しているので、
ハゲ村の下ネタごときにいちいち空気を汚されることもないのだ。
下ネタがOKな家庭。それは総じてその家の子供の性の成長具合によるのである。
さて、ここで話は中学3年の頃の僕の家庭へと移る。
その頃の僕はといえば、陰毛の生えたニキビみたいな顔をしており
マンガのキャラみたいな非モテ。エロ本はもっぱら田んぼに落ちているやつを拾い、
当然の如くノー彼女でフィニッシュ。むしろフィニッシュはもっぱら黄金の右手。
「俺の右手、相当の名器だから。全然さびしくない。」とか腐ったことを言っておったのが僕の中3のころであります。
一方、僕には一人、まったくタイプの違った弟がおりまして、そいつが当時中1。
やつは兄とは違い、ストレートヘアーにぷりぷりお肌。
背が高くバレンタインとかにマンガみたいな量のチョコ貰う腐れ野郎。
兄が必死に泥にまみれたエロ本で勉強しているのを尻目に、
実践タイプのヤツは「習うより慣れろ」の言葉のもと、即実戦投入。むしろ挿入。
端的に言えば、弟の部屋は常にギシギシとベットが軋んでいたのです。
まさにチンコの乾く暇もない。中1から。
そんなチャラ弟と、ニキビ平、母親の三人で晩御飯を食べていたときでした。
るるるるる電話の鳴る音がする。母親がいつもの調子で電話口に出る。
弟の同級生の親が電話をしてきたらしい。
なにやら談笑する母親。何気ない家庭の食卓の一場面。
すると母親は爆笑しながら、なにやらワケの分からないことをわめきだした。
「なんかねー、最近の中学生たち、
生理中にセックスすると安全だとか言って、
みんなやってんだってえーーww あぶないわよね~!」黙りこくるニキビ。平然とした顔で飯を食らうチャラ弟。
経緯としてはこうだ。
そのころ弟の学年では、デジモンなんかよりもっぱら妊娠が最新のトレンドだったらしく、
あっちこっちでできてはおろすををしていた腐れ学年だったらしい。
そのことについて母親は話をしているようだった。
中学生同士が生理中にセックス → 赤ちゃんできないかも? → 近頃の中学生はすごいわね
母親はそういう流れで話をしたかったのであろう。
うん、いいよ。何気ない会話としては別段問題ない。
ただここで問題なのはその場に僕がいるということだ。弟は確かに、実戦を踏みまくっているので、明美よろしく
そんな下ネタには抵抗がないように見える。
母親の下トークを聞いても、何事もないようにふるまっている。
が、僕はどうだ。
ドロまみれのエロ本、時々うんことかもついてたエロ本に全精力をかけていた暗黒時代。
生理中にセックスとか高レベルな単語を、
母親の口から何回も何回も聞くなんて、もはや拷問である。
母親は僕ら二人の息子の横で、セックスセックス叫びまくったあと
おもむろに電話を置いた。
そして僕らに向かってニヤニヤ笑いながら言うのである。
「あんたらも気をつけやあよww」母親を殺したいと思ったのはあとにも先にもこの日だけです。
弟が非童貞で、兄が童貞である場合。親は勝手に
「ウチの家庭は下ネタオーケーの家庭」と思うときがある。
そういう立場に立った兄なら誰しもが分かることであるが
そんなことは絶対なく、いくら弟がマックスファッカーだろうと
童貞だろうと、僕が童貞である時点で親はセックス関連の話題をふるのは
よすべきなのである。
兄の心中を推してはかるべきなのである。
自信満々に
「うん。わかっとる。」
と答える弟を横目に見ながら、モクモクとカキフライを食べていたのを今でも時々思い出す。
あなたの家は、下ネタOKの家庭ですか?
↓両親が下ネタをしゃべる。これ、いくない。(投票)

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随分更新が空いたので、きっとたなばた☆公演が失敗して凹んでるんじゃないかとか
さまざまな憶測が飛んでいることかと思います。
残念、満員御礼です☆普通に嬉しくて、来てくれたお客さんに本当に感謝しています。
つたない公演でしたが、見に来てくれた方、ありがとうございました☆
そして何より、お疲れ。僕。実験がある理系学生に実行委員長やらせちゃあきません実際。
超辛かった。死にたかった。終わってよかった。
一番嬉しかったのは
終わったことだった。てことで、徐々にブログのペースも戻していきます。
よろしくっす。


