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再会の現実と名大生 By Y平

ぷちん
そうしてスイッチが入ってしまうことがよくある。
一旦スイッチの入った僕は、窓ガラスをガッチンガッチン。
ガラスだけじゃなくて、花瓶とかコップとか、人の頭とか
割りまくり~のイス投げまくり~ので手がつけられない。
ってことは別段なくて、僕の入るスイッチというのは、キョドりスイッチというやつ。
これが入るともうひどい。キョドリまくりになって、周りにいる人に
「あれ、こいつコミュニケーション障害じゃね?」
などと心配されたり揶揄されたりで、ひどく都合が悪い。
先日こんなことがあった。
僕がいつものように実験レポートを仕上げるべく、図書館に訪れたとき。
腹の減った僕は、おにぎりを食べようと飲食コーナーに向かった。
図書館前の飲食コーナーは、ゆったりとしたソファーが
その存在感を全面に押し出しながら、所狭しと並べられている。
ここのソファー、柔らかすぎず堅すぎずの絶妙なソファーで、
僕はこのソファーに高いところから一気に体を投げ出すのが好きだった。
その日も大好きなチャーハンおにぎりを片手に、ドッスリとソファーに落下する。
快感。体の緊張を完全に解きほぐし、重力のままにぐったりとソファーを独占するこの感覚。
自由に使っているのはこのソファーのみではあるけれど、
まるで図書館全体が自分の所有物になったかのような心持が、
一瞬ふっと浮かんですぐに消える。
「ふふ……相当疲れてるな。」
口元をわずかにフッと動かし、僕は慣れた手つきでヴェヴェルフレアーに火をつける。
肺に煙が入るのをその喉の奥で感じながら、フゥ……と一息。
自分の吐いた煙につつまれ、その煙のむこうにある景色をけだるそうに見やる。
ぷちん
スイッチが入った。入っちまった。突如にして、正常な思考を保つことができなくなった。
僕の視線の先で、見覚えのある男女が楽しそうに談笑しているのだ。
端的に言えば、それは二年ぶりくらいに見る知り合いで、
それほど仲は悪くないが、良くもないという。
ぶっちゃけ話しかけるか、素通りするか微妙な感じの仲の人が三人、
飲食コーナーで楽しそうに喋っていたのであった。
その距離三メートル。しかもはす向かいで向き合っている。
やった!!!やっちまった!!! 普段ならこんなデンジャラスアウターなエァリアは
目ざとく避けていくところなのであるが、疲れと早くオニギリ食いたい願望に負けて、
周囲への集中力が格段に落ちていたところを狙われた。一瞬の油断であった。
嗚呼、迂闊!なんと迂闊なことよ、僕という人間は!!
さて状況を今一度見てみよう。
僕:相手に気がついている。しかも今にもオニギリを食べようとしている。席を変えるのは不自然。
相手三人:たぶん僕に気がついている。目下談笑中。席を替えるのは不自然。
絶体絶命。引くに引かれぬイラク戦線。低まるブッシュ政権支持率。
かといってどうにも打開しようもないこの状況に、僕はひたすらもだえ苦しんでいた。
南無三、愚かな僕が唯一取ることのできた行動は、
ひたすら携帯を見るという行為だけである。
しかし僕は、いや、その場にいる四人は全員心が通じ合っており、皆、総じて
「そこで携帯はないだろ?」
という思いを隠すことができない。
ああ、分かっている。分かっているとも坂下君。ここで携帯は確かに変さ。
でもそうするしかなかったんや。
いいや、君は僕がこうせざる負えない理由を重々承知しているはずさ。
なぜならさっき、一度君と目が合ってしまったから。つまりはそういうことなんだろ?
哀しきアイコンタクト。君と僕は一瞬のうちで次に自分のやるべきことを伝えたのだ。
いらない、こんな能力いらないよ。日本代表にでもあげてくれよ。
てなわけで、オニギリを片手に持ちつつ、携帯をひたすら弄るという、
結果的に見ればなんとも不自然な行動をひたすらにとっていたのであるが、
さすがにこの空気は痛い。
どちらかが折れて去る。若しくは、
ヘイブラザー!!相変わらず下のほうは元気そうだね!!!ヒュー!!
と気さくに話しかける。この二つしか、今の状況を変える妙案はないように思われた。
しかし……一度目が合っている……のに……うう……
僕も思わず目をそらしちゃったし……
生き地獄。まさに生き地獄やってん。座ってジッとしてるだけなのに、
流れる汗の量は体重300キロ巨漢のそれと等しく、無意味に髪をくしゃくしゃしてみたり、
一度も読んでない教科書をいまさら読んでみたり、明らかに僕はキョドっていた。
キョドり倒していた。
僕がキョドればキョドるほど、四人の空気は沈うつなものになっていく。
事情を知らないパンピーらから見れば、楽しそうな図書館の一角と言った感じであるが、
僕ら四人にとって、その場所は苦しみ以外の何物でもなかった。
重力にして3Gぐらいにはなってたと思う。
限界だ!!!四人のうち、ついに我慢のできなくなったある人物が立ち上がった。
武士。彼こそ武士であった。
この、ある種日本人特有のシャイさが生み出した忌まわしき戦争が、
勇猛な一人の武士の力によって終結に向かう。
ブッシュもびっくりの英断、そして勇気。まこと天晴れなり。
その勇敢な武士は僕だった。
はっきり言って、キョドりスイッチが入った僕に喋らせるなんて、危険そのもの。
泥沼のイラクのように、戦局は更に更にねじまがること疑いなし。
案の定キョドリスイッチの入った僕は、やおら不自然に坂下君に近づいていき、
その腕をチョンチョン。いきなり
「久しぶりhそすsひぃhd……最skひ近どうよ?」
などと、まるきり日本語の役割をなしてない、
フォーリンラングウィッジを喋るのであった死にたい。
分かってる。僕だってこの性格をなんとかしたいさ。
でも一度スイッチが入ってしまうとダメなんです……
人と正常に喋れなくなっちゃうんです。
だもんで唐突に
「サークル入ってなかったっけ?」
とか、話の流れを一ミリも解してない、
愚な発言をしてしまうんですミンチになって死にたい。
まあ、相手が僕みたいな精神病患者でも優しく接してくれる人たちだったからよかったものの、
もし悪意のある人だったら、
「は、きもいし」
とか言われて、一蹴されかねなかっただけに、僕は戦慄した。
ほんと自分のキョドリ症を恨んだ出来事だったよ母さん。
しかし、戦はこれで終わらなかったんだ。むしろその後が今、
僕の死にたい願望をマキシマムまで高める要因になったんだ。
三人の内の一人が、ありえないことを言い出したの。
「アクティブ日記、友達がファンだってさ。」でっかいアコヤ貝にはさまれて溺死したい
アナコンダに背骨をボキボキにされて死にたい
中国の皮膚をはぐ拷問を受け、
感染症にかかって死にたいありえないありえないありえないありえない
なんでそんなところまで僕のブログ(昔の)が浸透しとるねん。
勘弁してや。殺す気かい。
冷たいって? いやいや、だっておま……考えてみろよ!?
すごい遠い知人が、滋賀まで走って行こうとした話とか、警察につかまった話。
きもいコラ漫画とかをテスト前日に作っていること、そして何より
彼女との馴れ初めからセックスまでを晒しに晒しまくってることを知ってるんだぜ!?
インターネッツとかいう気持ち悪い媒体で。
俺だったら、そんなやつが周りにいたら、全力でひくもん。
あいつ、現実世界がんばれよなーとかマジな忠告とかしちゃうもん。
堪忍、堪忍してや……
つーかさ? いったい何人の名大生が僕のブログ見てるんだろう?
そんな事件があったおかげで、急に知りたくなったよ。
ということで、われこそは名大生。
しかもY平とかリアルに知ってるよ or 見たことあるよ、って人は
コメント欄に「死ね」とでもいいからなんらかのメッセージを残しといてくれないかな。
「死ね=名大生」ってカウントするから。
リアル知人名大生読者の多さによっては……
さっき書いたオナホールの記事
直さなくちゃなんないからさ。
とゆことでよろしくう♪ 全然直す気とかねえよきょきょきょ~
↓最期はアクティブ日記っぽくオチ(投票)