日記一覧

実家帰省時のふるまい

妻とともに実家に帰省しております。

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 帰省中のため更新が滞るかもしれません。すみません。
 誰に向けての「すみません」なのか僕は自答する。僕は誰もいない壁に向かって話しかけているというのに。年末にいちいち僕のブログに来る人なんていません。知っているんです。でもコメントくれないかなーってチラチラお前達の方を見ているぞ。ずっと見ているぞ。
 それはともかく。妻と帰る実家はやはり独身時代の実家とは違う。こう、嫁とか姑とか。どこまで嫁は家事をお手伝いすればいいの? とか。気を使うシーンで満ち満ちている。
 全自動で洗濯から食事まで世話してくれる実家にいると、なんやらこんなにやってもらって申し訳ない的な。そんな気持ちでいっぱいになるわけです。僕でさえそう思うのだから嫁のほうは余計にそう思うわけ。
 「手伝った方がいいかな?」
 しかし過度に手伝ったりするのは姑のプライドやら家事の領分があるので難しい。そうじゃなくても僕の母は皿洗い手伝おうとする嫁に向かって「皿割られても困るからいいわ」と言い放った剛の者である。余計センシティブな扱いをしなきゃいけない。
 そんな空気感の中。僕はハラハラである。正直言うとめんどくさい。もっとこう、腹が減ったときには「ハラヘッタ」。飯を食えば皿も洗わずに鼻くそをほじり、「今日のご飯いまいちだったよねー」ライクな。実家にいる息子の典型を貫きたい思いもあるにはあるのだけれど、それをするには僕は大人になりすぎた。
 去年帰った時はその辺を考えず、僕があまりに実家にいる奔放息子を演じ通してしまったものだから、妻の心に多大なる傷を残した。妻が「もうやだ」と僕に呪詛を吐く一方で、実家モードの僕が「なんでさ!? 僕はこんなに楽しいのに!? 気分壊れた!」とゴミの様な言葉を妻に投げかけていた。おかげですっかり妻は僕の実家に行きたくない病にかかっていた。
 結婚が当人達でクローズする話だったらいかに楽か。年始の挨拶。年賀状。親戚。振興を深める飲み会。おとそ。全てぶち壊したい。実家中の皿を割り、大掃除中のワックスを階段にぶちまける。そして姑兼僕の母の顔に、北海道から送ったタラバガニを押し付けたい。タラバの刺で顔中血だらけのうちの母兼姑。
 結婚してからというもののなんつーの、行事? めんどくさいんだよ! 僕は友人と徹夜でマリオカートやりたい。徹夜でボンバーマンやりたい。
 しかし実家でしょんぼりしている嫁を見るとやはり助けたい。少しは成長した僕。なので嫁をあまり一人にしないようにしよう。一人にしないということは? 風呂も一緒に入るのである。実家で。いや実家だからこそ。
 んで嫁と一緒に実家の広い風呂で一緒に風呂入ってたんですわ。それは新婚だからイチャイチャしてるっていうよりは、嫁を一人にさせたくないっつー親切心。いやまじで。両親寝てたし。どうせなら楽しく風呂入って嫁のストレスを緩和させてやりたい。だから風呂に入ってたのである。一緒に。
 そしたら急に風呂場に弟入ってきましてん。すげえびっくりしましてんお互い。弟も焦ったのかコンタクトケースガチャンガチャン鳴らして。俺もフリチンのまんまなぜか歯磨き粉を手にしたり離したり。湯船の中で嫁は縮こまる。すごい空気。だから俺、弟に向かっていっちゃってん。
 「よ、嫁と実家で風呂入るのって緊張すんな」
 空虚な空笑いが弟から聴こえた。助けて。もう実家帰りたくない。今すぐ札幌帰りたい。