理想の職場探求 By Y平
就活生のこの時期っつーのは、猫も杓子も業界研究だの企業研究とか騒いでますが、へえって感じです。いや、もっとも。相手を知らなけりゃどこに就職したいとかそんなのもないですわ。だからご多聞に漏れず僕もやるわけです。HPだの説明会などに出席して、会社のことを知る。ときには社員の生の声を聞かせていただくなんてアクティブな機会もありますわ。でもあれって怖いっすね。
というのも、先日。就活サイト見てたら、先輩社員の声みたいなコンテンツに、僕の友人が載ってたので笑いました。何が笑えるって、そこに書いてある内容。「充実感」「達成感」「コミュニケーション力向上」と言った、仕事のいわば「陽」の部分を全面に押し出した希望にあふれるインタビュー、友人の満面の笑みが、就活生のエントリー意欲に訴えかけてくる。いいなあ、仕事って。あいつも大分変わったなあ。輝いてるなあ。だなんてシミジミ。とか思いません。全然。なぜ? だってあいつ常に電話で「仕事やめてえー」って言ってるんですもの。
怖いな、メディアって。て思うのもあるんですけど、まあ仕事なんて辛いのが前提みたいのがありますわ。だので、そんぐらい全然いいっすわ。
しかしですわ。かたや僕の別の友人(社会人)などは、キツそうな職場に働いてる印象があったのに、「トイレにこもって1時間ぐらいサボってる。これ、上司もよく使う手」などと言い放つので、社会人って分かりません。
その他にも、例えばSEなども、一日中デスクに向かい合うSEもいれば、積極的に外部に飛び回り、コミュニケーションをばらまく、皆が好きそうなタイプのSEもいる。ルーティンワークをずーっとこなす開発職(開発なのか?)と、自分の発想が生かせる開発職。手取りはいいがボーナスがほとんどない、その逆etc……色々ありますが、そういう知識の披露は誰か、そういう方面の顕示欲の強い人にやらせればいいので割愛します。
そういった感じなので、ここで改めて、僕がどんな職につきたいのか考えねばなるまい。なので考える。うーん。女子高生が欲しいな、職場に。
というのも、僕のバイト先の話。遅刻した女子高生が「す、すいませぇ~ん!」と言いながらトテトテ入ってくる。もちろん制服姿だ。先輩である僕はそれを見ると、「君ぃ! スカートはまずいよ!」とビシリと注意する。彼女は僕に注意され、初めて自分が制服姿だった事実に気づく。「はわあ、ほんとだ! すいませぇん! 着替えてきます!」と慌しく背を向け、走っていく。トテトテ。内心、(今気づいたとかウソだろ)と思いつつ、「まあ、いい。そのまんま入りなさい」と僕は声をかける。僕の声に反応し、彼女、キキっと急ブレーキ。反動で「おわっ」と小さく声をあげる。長い髪をパッとはじけさせながら、僕のほうに顔を向けると、「あ、ぁりがとうございます! すいませんでした!」と一礼。ペコリ。おじぎしたときに、肩掛けバックから、教科書が一冊ドサリと落ちる。彼女は「あわっ!」と声にならない声をあげ、「あ~もう、プンプン」という効果音がつきそうな困った顔をしながら、教科書を取り上げると、「へへへ」と照れ笑い。この一連のシーン、全部事実。どこの美少女ゲーム?
という経験に基づきまして、僕は女子高生がいる職場につきたい。これは全うな自己分析だと思いますがどうか? じゃあ、教師は? 教師か……いや、教師は……ほら、ネットいじめとか、面倒なことが……色々あるし。ならば、いっそ今のバイト先? コンビニ。半年に1回新キャラ女子高生が入る職。手取り10万、年末調整時、長期休暇可能。年収は100万弱。女子高生。人生を無頼に生きてみる? 悪くないね。
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