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人形劇哀歌 By Y平

死にたーい。ほんと死にたーい。
って言ってるのは、みんなに「死んじゃダメですう!」だなんて
チヤホヤされたいから言ってるのであって、実際は全然死にたくありません。
まあそれでも、僕は常人に比べれば4割増しで「死にたーい」て
思ってるサイドの人間ですから、おそらくあなた方の感覚であれば、
僕は真に死にたい人と認識されるはずです。
だからみんな僕を精一杯止めて欲しい、そして無条件に愛して欲しい。
まあそんなわけで、相当死にたい願望は高まっているので、
雄雄しく老衰か何かで死んでやろうと思ってるわけですが、
まあ僕が死にたくなってる理由を聞いてください。
なんかねー、またあるんですよ。人形劇の公演が。(僕は人形劇サークル!)
んでまあ、例によって公演2日前なのに割と準備ができていなくって、
しかも春休みのため、練習場所が確保しにくく、専ら練習は屋外でやってる体たらく。

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油断すると雪が舞い始めるような寒空の下、僕は可愛い人魚のお人形さんを振り回しながら、
「私達みたいなあ、人間じゃないものが、人間になるためには、
 ちまちまっていう妖怪にたのまなきゃあならないのよ」
だなんて言う殺人ワードを、気持ち悪い女声で叫ばねばならず。
道行く大学生たちがその光景を横目で見ながら、クスクス笑う構図の出来上がり。
そもそも団員が三人しかいないので、三人で音響、照明、俳優を
全てこなさなければならないんですが、これが中々に難しく、
例えば人魚役→僕、鶴役→団員A、雲役→団員B、照明→誰がやんの? って事態に陥ってる。
まあ限られた人数で舞台を作り上げるのってのも一種の楽しみ。
それが醍醐味だがや、だなんて言う輩もいるんですが、それは後付理論です。
公演が成功して、後の打ち上げでのたまう後付理論です。
公演前はひたすらそんな自分達の境遇を憂うのが真に人間らしい人間であります。
なんで三人しかいないんだよクソ野郎ぉおおぉおぉ! これが人間。
んでまあそんな感じに、鼻水をズビズビ垂らしながら稽古に明け暮れる日々。
稽古が終われば一人、寒いサークル室で、電熱器の前で小道具をチマチマ作ります。
疲れて寝てたら、いつの間にか電熱器にコートの端っこが入ってて
燃えてたみたいな笑えないハプニングもあって非常に面白いです。
「うお!? あっちいあっちい!!」
だなんて深夜のサークル室でコートを必死に叩く音の中心には、
顔面蒼白の僕がいた。マジ、死ぬかと思った。
そんなわけで死ぬほど楽しいサークル活動があと2日続くので、
まともな更新はしばらくできません。すいません。
(この「すいません」は一体誰に向けて発信されているのか)

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