日記一覧

081027

たばこを吸う人の気分を味わってみたかったので、生まれて初めてタバコを買ってみた。マイルドセブン・エクストラライト。いきなりド軽いタバコだけど、これは僕の中の遺伝子が、必死に「肺ガンで死ぬよ」という信号を送り出してきたが故の妥協。肺ガン怖い。じいちゃんもおじさんも肺ガンで死んだ。いや、分からん大腸ガンだった気もする。まあでも生まれて23年。嫌煙家をきどる僕だったけども、なんつーか、吸ってもいないのに嫌煙ってのもなんかフェアじゃないな、なんて思ったので、とりあえず体験しといてもよかろう。
 早速中の銀紙をびりりとやぶいて、スッと一本抜き取り口にくわえる。この動作。なんていうか……クセになる。中学の頃。ヤンキーたちが競うようにしてタバコをスパスパやってたのを遠巻きに見ながら、なんであんな煙を吸いたいんだろうとか思ってたけど、今なら分かる。なんつーか、この儀式を経ることで、大人の階段を一歩のぼったような感じが。煙の匂いをまとうことで人は大人になる、みたいな。そういうヤンキー中学生の若々しい幻想を23にして実感し、おお。と無闇に感動。
 吸い込みながら火をつけ、一息ふーっとくゆらす。他人が吸ってたときは副流煙がメチャメチャいやだったのに、自分で吸ってると全然気にならないのに驚いた。て、そこなの? て自分に突っ込みをいれつつ、味はどうよと自問自答してみるが、特にない。煙だ。強いて言えば、モラウみたいでかっこいいなあ、なんて感じか。あ、また味じゃなかった。
 とにもかくにも、今日から僕は愛煙家というわけで、タスポのめんどくささに文句言ったり、財務省に「値上げ反対」とか叫んでみたりしてもいいわけだ。戦場などで、赤外線センサーで動くトラップとかを、紫煙で察知して回避することも可能だし、ちょっと暗いところではタバコを吸いながらだと視界が明るくなりますよ、なんてほくそ笑むことも可能。あと、肺がんに怯える気持ちとか、人間ドックへの真剣味とかも変わってくるだろうね。人生における、色々な可能性を獲得したわけだ。これは大きい。今日から一日一本タバコ生活。……しかし喫煙1日目にして、1箱300円も払いたくもないっていう自分もいる。せめて50円ぐらいだったらなあ。
 小説の話。推敲は今日は400文字ぐらいしか終わらず。水曜に輪講発表なので、その資料作りに時間を取られた形。
 推敲してて思ったけど、僕の文章は「その」とか「そして」とか無駄な代名詞、接続詞が多すぎて萎えた。思い切って削りまくったけど、意外と意味は通じるしすっきりする。よっぽどのとき以外は代名詞とか接続詞は使わんほうがいいかもな。なんて。
 寝るかー。